囲碁

   月一回同級生達との囲碁会がある。仲間達はそれぞれ別のところでも打ったりTVを熱心に視たりしていて腕を上げ,私は相対的に下がって行く。仲間の最高五段格くらいには三子を置いたら楽に勝ててすぐ二子に戻したし,もう一人には二子置いたり戻してタイになったり,そしてもう一人には黒を持たせてまず大体勝てる自信があった。 ところが最近このどれもが情勢が変って危なくなり出した。

   神田まで出かければ大学の同窓会館で同窓生達が定例碁会をしていてプロ級の高段者に教わる事もできるのだけど,面倒で結局行った事はない。 我が街のあちこちにあるコミセン,コミュニティ−センタ−,で老人たちが囲碁を打ったり講座を開いたりしているのを見ているが,仲間に入れてもらえるのかどうか,誰に聞いたらいいのかも分からないでいた。市報にけやきコミセンでやります,どなたでも,とあるが,けやきコミセンがどこにあるのか分からなかった。最近やっとわかって,ああ,あの通りをまっすぐ行けばいいんだな,と初めて思い切って出かけた。行けども行けども見当たらず,これはどこかで間違ったようだな,と諦めて帰りかけた時に立派な建物が見つかった。

   幹事さんらしい人が碁盤の用意をしていたので挨拶し,できたら高段者と対局して教えて頂きたい,と言ったら,秋田五段に紹介してもらえた。三子置いて対局したら私に疑問手が出たり大チョンボが出たりしたが,終局に相手が大チョンボをしてくれて大石を殺して終った。秋田五段は私達の仲間の五段に比べると手が緩くて私にもわかるチョンボもある甘い五段ではあったが,それでも五段は五段,私が三子置いて本来なら投げるような局面になったのだ。たまたま初登場初戦に勝って気分よく,これから月一のこのけやき碁に通い,よかったらまた秋田五段に手合わせお願いしよう。

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