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佐藤和夫さんより

三島由紀夫は2.26事件将校に同情的であった。そして全共闘との討論では天皇陛下万歳と言えば手を組もうとも言った。

三島由紀夫は日本人で困っている人がいれば助けるのが当たり前と考えたのだと思う。

西洋の共産主義はブルジュアジーという階級闘争を行い、その力を暴力で奪う。しかし日本のインテリが共産主義に心酔したのは貧しい人への思いやりであったはず。

国民を天皇陛下のおおみたからとみる事により階級対立はなくなる。しかし経済的に強者は総じて強者である事を鼻にかけ、貧しい人を劣っている人と見て、おおみたからであることをややもすると忘れてしまう。

もし日本が日本型共産主義をもっとうまく世界に発信できていれば、世界はもっと良いものになったのではと思う。

中國の高官が社会主義が成功した国は日本だと言う。それほど平等で豊かな社会を築き上げた。

中國共産党は日本を手本として官僚主導による国家建設を行った。

しかしそこには天皇陛下がいない。権力の歯止めがつかず、共産主義社会とは思えない格差が生まれている。

江崎道朗さんが日本の保守は貧しい人に対し手を差し伸べてこなかったと指摘する。貧しい人の救済は公明党共産党が競い合うように夫々の信者獲得に動いた。それが勢力拡大競争であれ、貧しい人にとっては有難い話だ。

日本の保守は何故おおみたからである恵まれない人を助けようとしなかったのか。天皇皇后両陛下が絶えず恵まれない人に寄り添う精神を受け継いできたのか。宗教や共産主義への嫌悪感とそれに靡く市民を毛嫌いしてきたのではないか。

自由主義経済が大手を振り、格差が広がるなかで真の保守が対峙すべきはグローバリストではないのか。

共産主義は失敗と見るのは外国の共産主義であり、日本型共産主義こそ今必要なのではないか。

2.26事件の将校の純真な行動は行き過ぎがあったにせよもう一度見直す必要があるのではと思うのである。