10日ほど家を留守にしていると庭も大分変っていた

日本に行く前、オランダは寒冷で12,3℃の日が続いており何とか大きくなり始めた藤が房を広げようとしていたので去年のことを思い出し今年は帰ってくる頃には大分咲いたものが増えていてそれがまだ残っていると思っていたら去年ほどの葉も残っておらず花はまったくついてはいなかった。 急に暑くなって水の補給が効かず早々と藤は済んでいた。 けれど石楠花は盛りを越すところでちゃんと咲いているのだからやはり若木にはこの暑さが辛かったのだろうか。

それでも庭の様子は随分変わりあちこちに白、紫、薄青、赤の苧環(おだまき)が咲き乱れていた。 これは結構長く咲き秋前まで眼を楽しませてくれる。 両隣に接する裏庭の垣根が繁って盛り上がり、火曜の手術までには散髪をせねばと梯子と剪定はさみを手にとりかかった。 片一方の垣根を電動ヘッジトリマーで10分ほど作業をしていると近所のヤンセン夫婦がやって来て庭でお茶にした。 

二人は家人から病気のことを聞いて様子を見に来たと言った。 二人とも自分と同年配で医者である。 ハンスはロッテルダムの大きな病院の技術部長でティネカは児童心理療法士だけれど二人とも定年してからもう2年ほど経っている。 彼らには男の子が3人いて一番下が家の息子と幼稚園の時から高校までずっと仲のいい友達でフィールドホッケーのクラブまで一緒だった。 今では皆プログラマー、医師、電子機器設計と仕事を持ち家を出ている。 どこもこの辺は老夫婦の二人暮らしが多い。 

ヤンセン夫婦が帰ってから両方の垣根を刈り取ったら腕が痺れ筋肉痛がした。 やはり9週間の抗癌剤治療で筋肉が弱っているようだ。 それにこの間フィットネスの筋トレもしていなかったので余計に筋肉の後退が目立つ。 夕食の後早々に就寝した。