思考、感情

花金の居酒屋。

くったくた。

初っ端から

苦手な女性客。

たまに来るんだけど

関西弁なんだよね。

それが、どうしたって感じなんだけど

早い時間だったから

客も少なくて

嫌でも関西弁が耳に入るわけ。

フラッシュバックとまでは行かなくとも

女性の関西弁聞いてたら

地元思い出して

本当に辛くて

辛くて辛くて苦しくて

頭がおかしくなりそうだった。

ファーストオーダーで

「お飲み物いかがなさいますか?」

と聞いたら

「ワンドリンクオーダー制ですか?」

と聞かれたので

「そうではないですが、チャージは頂きます」

と説明すると

二人共、渋々ドリンクをオーダー。

うちの店は

ラーメンがウリだから

ラーメンだけの客も

夜は多い。

勧めた訳では無いけど

ドリンク頼ませなければ良かった。

「早く帰って」

と、心で何度も繰り返した。

その後も、ほぼ満席の状態が続き

あたしは一杯一杯だったのに

店長が無理にでも客を入れるから

本当、勘弁してくれと思った。

ホールは、一人だから。

でも、イライラしてても始まらないから

人のせいにしちゃいけないって

必死で堪えて

無事、営業を終えた。

だけど

ストレスは日に日に増してるのか

帰り道いつも通り

父親に電話しながら

家まで歩いてたのだが

感情がコントロール出来なくて

何も話したくなくて

愚痴すら言いたくなくて

「ごめん、切る。バイバイ」

と言って

バイトであった出来事の報告も

何もしないで虚ろな目で

家路を歩いた。

家に着いて

トイレに行ったら

座ったまま動けなくなった。

このまま寝てしまいたい位

疲れ切っていた。

ふと、ドアノブを見る。

鍵を掛けて

ノブにタオルを括り付けて

首を吊ったら

楽になれるだろうかと

ぼんやり考えていた。

たまに、そういう事考える。

死への執着が

まだまだ足りないから

実行に移す事は無いだろうが

死んだ後の

知人の反応を想像する。

家の物や

携帯の中身を

調べられて

何なら、このSNSも読まれて

皆は、それぞれ何を思うだろう。

ま。

「死にたい」だの

「消えたい」だの思ってる間は

人は死なないから

戯言として

今は流して。

折角、集めた

CD・漫画・小説。

まだ見終わってないドラマ。

これからも増え続けるであろう其れ等を

捨てる勇気もまだ無い。

もがきながら

感情の起伏と向き合って

もう暫く生きてみるよ。